紀伊半島の環境保と地域持続性ネットワーク 紀伊・環境保全&持続性研究所
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 小学生のための自然と環境教室    ー 昆虫(こんちゅう)を知ろう(4) ー 


 
問題20の答えは、「いいえ」でした。

 日本には、44種類(しゅるい)のホタルがいるとされています。そのうち、ゲンジボタルやヘイケボタルがよく知(し)られています。ゲンジボタルの幼虫(ようちゅう)は水のわりあいきれいな川に棲(す)んでいて、主(おも)に、カワニナという巻貝(まきがい)を餌(えさ)にしています。ヘイケボタルの幼虫は、田(た)んぼの用水路(ようすいろ)や冬(ふゆ)にも水のある田んぼなどに棲(す)んでいて、カワニナ、ヒメタニシ、モノアラガイ、サカマキガイ、ヒラマキガイなどを餌にしています。ホタルの幼虫は、オタマジャクシを食(た)べません。

 ゲンジボタルやヘイケボタルの成虫(せいちゅう:親(おや)のこと)は、夜露(よつゆ)などの水(みず)を飲むだけで餌(えさ)を食(た)べず、交尾(こうび)や産卵(さんらん)をして、1週間(しゅうかん)ほどで死(し)んでしまいます。

 大きい方がゲンジボタル、小さい方がヘイケボタルの成虫(せいちゅう)です。ゲンジボタルの体の長さはおよそ15mm、ヘイケボタルはおよそ8mmほどです。

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